combidesig最終更新日 2024年5月17日
年々拍車が掛かる少子化は社会問題にもなっていますが、数少ない我が子だからこそ出来る限り良い教育を受けさせたいと願うのは、親としては当たり前とも言えますよね。
そんな背景の下、小学校から塾に行く子供の数も増えています。
でも、みんながみんな、塾のシステムが自分に合っているとは限りません。
中には、塾よりも家庭教師という方法で学力が伸びるという子もたくさんいるのではないでしょうか。
我が子にはマンツーマン指導の方が合っているかもしれないと考えるなら、家庭教師と一口に言っても大きく分けてふたつのカテゴリーがあるということを、先ずは頭の中に入れておいてください。
プロ家庭教師に依頼するメリット
ひとつは学生がアルバイトで行っている場合と、もうひとつがプロ家庭教師です。
どちらにもメリットとデメリットがありますが、例えば中学受験を視野に入れているのなら、ズバリ、プロ家庭教師を依頼することをおすすめします。
その1番の理由は、プロには学生と比較にならないほどの経験があるということです。
プロ家庭教師の中には、元教師をしていたという人や、長い間学習塾で子供に勉強を教えていたという人も少なくはなく、数多くの生徒の学習指導をしていた経験がある人ばかりです。
また、現在予備校等の教壇に立ちながら、空いた時間に個別指導を行っているという人もいます。
ですから、個々の子供の成績の上げ方の引き出しをたくさん持っているということになりますよね。
今日受験は情報戦でもあると言われていますが、それは中学受験も決して例外ではありません。
経験豊富なプロ家庭教師は、受験生の志望校の出題傾向を分析することにも長けています。
なので、短期間のうちに志望校の出題傾向に沿った学習を生徒に伝授することが出来るという訳です。
このことはある意味では、合格により近い直線距離でのアプローチだと言えるのではないでしょうか。
なぜなら、仮に偏差値がものすごく高かったとしても、受験校の本番の試験で点が取れなければ合格することは無理ですよね。
もしも受験に向けて全く見当違いの方向で勉強していたとしたら、受かるものも受からないということになってしまいます。
反対に偏差値的には多少厳しくても、志望校の傾向に合った問題を研究し尽くし、類似問題を繰り返し練習することで偏差値以上に本番で実力を出し切るということは可能なのではないでしょうか。
短時間で合格への最短距離をアドバイスしてくれる
また、中学受験は何校も受けるというパターンがほとんどですが、出題される問題が全く異なるような中学を受験するとなると、これは何通りかのその中学用の勉強をしなければならないことになり、かなりの時間のロスとなりますよね。
でも、同じような問題が出る学校を吟味すれば勉強の方向はひとつで済みますから、大いに時間の節約となります。
プロ家庭教師がすごいのは、素人だったら何から手をつけて良いのか少し混乱してしまうようなことでも、その経験と分析力から短時間で合格への最短距離をアドバイスしてくれるということではないでしょうか。
また、限られた時間の中で出来る限りの学習時間をひねり出すという意味でも家庭教師は有効です。
もちろん、塾で同じように頑張っている他の生徒と切磋琢磨しながら合格を目指すのが合っている、という子供もいますが、家庭学習の大きな利点は通学時間がかからない分だけ大幅に時間を節約することが出来るということです。
しかも、マンツーマンの授業ですからある程度の時間の融通だって利きますよね。
それに受験生の大敵であるインフルエンザ等の病気も通塾で公共機関を利用するとどこからかもらってきてしまうリスクもありますが、そういった心配をしなくて済むというのも、家庭学習ならではのメリットです。
子供の心の問題に向かい合うメンタル面でのサポートも的確
また、プロ家庭教師は子供の心の問題に向かい合うメンタル面でのサポートも的確です。
決して短くはない受験勉強の期間の中で、どうしても偏差値が伸びなかったり焦りで思うように集中出来ないといったトラブルも出てくるかもしれません。
そんな時でもプロならではの経験とその子にあったアドバイスで、子供の気持ちに寄り添いながら二人三脚で合格というゴールを目指すことが可能です。
もちろん、プロの家庭教師にもデメリットはあります。
1番大きなものとして挙げられるのが、やはり費用が掛かるということではないでしょうか。
学生の家庭教師と比べたら、時給において1000円以上も高いというのは当たり前のことです。
人によってはもっと掛かってしまいます。
なので、中学受験を決めたその日からお願いするというのは一般家庭には難しい部分もありますよね。
そこで、ここ1番という受験のラストスパートの間だけお願いするという方法もあるということを覚えておくと良いでしょう。
例えば最後の3カ月だけ、受験勉強の仕上げとして志望校に対するアドバイスと苦手科目の強化のために依頼するのです。
利用方法によっては、このラストスパートの短期間の間でグンと合格が近くなるかもしれませんよ。
