combidesig最終更新日 2024年3月22日
USCPA（米国公認会計士）は米国基準の会計ができることを証明するための資格ですが、近頃は世界的にこの資格が注目されています。
日本でもこの資格を持っていると様々なことが有利になるので注目度が高くなっていることを知っておきましょう。
決して簡単に合格できる試験ではありませんが、合格することができれば大きなメリットを感じることになるはずです。
たくさんの魅力がある資格なので、会計や経理の世界で働いている、これからさらに活躍したいと考えている人は、USCPAの魅力をチェックしておくことがおすすめだと言えます。
勤めている会社や取引先で信頼を得やすくなる
試験に合格していると米国基準の会計が行えることと英語能力があることの両方を証明することができ、勤めている会社や取引先で信頼を得やすくなるでしょう。
とても難しい試験であるからこそ、合格していることで優れた能力を持っている人材であることがアピールできます。
会社によっては仕事に関係する難しい試験に合格することで奨励金が出る場合がありますし、奨励金がなかったとしても優秀であることをアピールできれば今までは回してもらえなかった難しい仕事を任せてもらえるようになる可能性も高いです。
その結果、社内での地位が向上する可能性もあります。
直接的に資格を活かすことができる会社ではなかったとしても、周囲からの評価を高めるために役立てることができるでしょう。
転職活動を有利に進めるためのアピールポイントになる
現在働いている場所の待遇に納得できない、もっと高いレベルの企業で働きたいという希望がある場合もこの資格を役立てることが可能です。
会計の仕事で転職を行いたいと考える場合、ライバルの多くも公認会計士の資格を持っているので、転職活動を有利に進めるためにはアピールポイントになる武器を持っておくことが大事だと言えます。
USCPAは日本で合格している人が少ない資格であり、これを取得していると書類選考や面接の際にも高く評価してもらえる可能性が高いことを知っておきましょう。
外資系企業や監査法人、コンサルティングファームなどの場合は、米国基準の会計ができることを必須能力だとしているケースもあります。
そういった場合は、この試験に合格していることでスキルがあることを証明することができるので、この資格を持たないライバルよりも選考を通過できる確率が高くなるでしょう。
キャリアを積んだり高いスキルがあることがアピールできなければ入社することができないような企業に勤められる可能性が高くなるので、この資格を持ちたいと考えている人が増えていることを知っておくと良いです。
日系企業に勤めていた人が外資系企業で働く場合は給料がアップする可能性が高いですし、他の職種から監査法人やコンサルティングファームに転職できた場合も年収の大幅なアップを期待することができます。
高収入を期待したいと思うのであれば、待遇が良い企業に転職するためにも資格を持っておいたほうが良いです。
独立や起業を行う際にも有効に活用することができる
USCPAを取得していると独立や起業を行う際にも有効に活用することができます。
経理や会計の分野で独立したいと考える場合、もともとコネを持っていなければ最初は仕事を獲得することが非常に難しいです。
優れた能力があったとしても実績や能力をアピールすることができなければ顧客をゲットすることはできないので、いかに能力をアピールするかということが大事だと言えます。
USCPAの試験は非常に難易度が高いので、これに合格していることがアピールできれば実績が少ない段階でも優秀な経営者だと判断してもらうことができ、依頼をゲットすることができるでしょう。
顧客からの第一印象を良くすることができるので、アピールできる武器があることで事業を上手く軌道に乗せやすくなる可能性が高いです。
一緒に働く人を募集する場合も、経営者が優れた能力を持っていると優秀な応募者が集まりやすいと言えます。
起業する際に優秀な人材を確保したい場合にも、この資格を持っていることで上手く立ち回ることができるようになるでしょう。
まとめ
周囲からの信頼感や評価をアップさせることができる、転職を有利に進めることができる、起業を成功させやすくなるなどの理由でこの資格に注目する人が多いです。
グローバル化している日本でも米国基準の会計をできる人の需要が高まっていますが、今のところこの試験に合格することができている人は少ないことを知っておきましょう。
早いうちに合格して能力をアピールすることができれば、転職や企業の成功率を高めることができます。
取得したいと思ってすぐに取得できる資格ではなく、勉強には1年から2年ほどの期間が必要になることが多いので、この資格が魅力的に思えるのであれば早めに行動しておくことが大切です。
活躍するフィールドを広げることができますし、地位向上や年収アップにも繋げることができる魅力的な資格なので、経理や会計分野で働く人はUSCPAの試験を受けることを検討してみると良いでしょう。