最終更新日 2024年3月22日

iPhoneの電源入らない状況になってしまった場合は、焦らず段階的に対処することが肝心です。
電源を入れても画面に変化がなくて反応しないなら、念の為充電してみるのが良いでしょう。
満充電しても変化がないのであれば、放置してバッテリーを消費した後に、もう一度充電することをおすすめします。
画面にマークが表示されてそこから進まなかったり、すぐに電源が切れてしまう場合は別の対処が必要です。

周辺機器を接続している場合

周辺機器を接続している時は、その機器がiPhone電源入らない原因の可能性もあるので、全て取り外して電源を入れ直してみましょう。
充電ケーブルに損傷がある場合、接続状態のまま電源を入れようとしても、ケーブルが原因で上手く起動しないことがあります。
このケースの対処法はケーブルの交換で、正常に充電できるものを使えば状況が改善する可能性が高まります。
ただし、ケーブルが無関係だと本体に問題が生じている恐れが強まりますから、修理も含めて故障を覚悟する必要があるでしょう。
起動状態から突然電源が切れて入らなくなってしまった時は、再起動を試みるのがセオリーです。
画面が真っ暗で状態がよく分からないなら、一応強制終了をしてから再起動すると安心です。
強制終了方法は最近のiPhoneだと音量を上げるボタンを押して離し、次に下げるボタンを押して離してから電源ボタンの長押しです。

本体を冷却してから電源を入れ直してみる

長時間、処理負担の大きいゲームなどをプレイした後に電源入らない状況になった場合は、本体を冷却してから電源を入れ直してみます。
これは本体を熱から保護する為に起こる現象で、いわゆるオーバーヒートによる一時的な問題です。
放置して冷却すれば復活しますから、特に焦る必要はないといえるでしょう。
しかし、十分に冷えても電源入らないとしたら、熱で本格的に故障してしまった可能性が濃厚です。
放熱性の低い素材のケースを装着している場合は、加熱による故障に注意が必要となります。
iPhoneを落として電源が入らなくなったら、内部の損傷か画面の破損が疑われます。
内部損傷は外から見ても分かりませんし、どこに問題が生じているか特定するのは困難です。
修理に出す他ありませんが、メーカー保証の無効化を覚悟するなら、街の非正規店でも本体内部を見てもらえます。
いずれにしても、簡単に直るような状態でないのは確かなので、自力で何とかしようとはせず、技術力のあるプロに任せるのが無難です。

電源入らない状態でも致命的な故障と断定するのは早計

iPhoneは使用中の落下を想定して設計が行われていますが、落ちる高さや衝撃が加わる角度によっては故障します。
一見して画面にひび割れが見られなくても、実は表示部分に損傷が生じているといったことがあります。
ただ、画面が表示されないだけで本体の機能は生きているというケースもあるので、電源入らない状態でも致命的な故障と断定するのは早計です。
表示機能の修理のみで済めば費用の負担は少ないですし、短時間で修理が完了してiPhoneが手元に戻ることにもなります。
修理に出す前にできることがあるとしたら、それはパソコンに繋いで初期化することです。
初期化するとデータが消えてしまうので、自力でできる手段としては最後の切り札ですが、一度やってみる価値は十分にあります。
パソコンに接続して認識されればラッキーですし、無事にデータのバックアップを取れれば心置きなく初期化できます。
とはいえ、故障は突然発生するものでデータをバックアップできるとは限らないので、普段からこまめにバックアップを取る習慣を身につけたいところです。

水没は電気的に内部の損傷を引き起こす要因になる

電源入らない状態の直前に水没や不適切な使用があれば、それがiPhoneの電源が入らない原因になっていると疑えます。
水没は電気的に内部の損傷を引き起こす要因になるので、乾燥しないまま安易に電源を入れない方が良いです。
それから本体の表面が乾いていても、内部に水が残っていることがあり得るので、しっかりと乾燥した上で電源を入れてみるのが賢明です。
水没して電源が入らなくなったら本体の水滴をタオルで拭き取り、乾燥剤と一緒に密閉容器に入れて半日ほど置きます。
念を入れるなら1日以上の放置ですが、それ以上はあまり意味がないと思われます。
電源を入れてみても駄目なら素直に諦めて、修理に出した方が復旧する確率は上がります。
何度も電源を入れようとすると、内部が乾燥していても残った汚れによりショートが起こり、致命傷を与えかねないので要注意です。
非純正の充電器やケーブル、過度な負担が掛かるゲームプレイ、落下や水没などは故障のよくある原因です。
またソフトウェア的に不具合が生じることもあるので、原因と思われる要因に心当たりがなければ見当がつかなくなります。

まとめ

初期化はソフトウェア的に復旧を試みる方法で、バックアップしていないデータの消失を除けば被害拡大のリスクは小さいといえます。
この為、まずは充電して再起動するか確認を行い、画面が表示されなかったりフリーズする場合に初期化する手順を踏むのが安全です。
それでも駄目ならメーカーのサポートや街の非正規店に駆け込み、原因の特定や復旧をお願いする流れとなるでしょう。

iphone 電源入らない 充電マーク出ないより引用

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