最終更新日 2024年5月17日

高校の時に学習塾に行きました。

私は理系で数学や理科は良くできたのですが、英語で苦労していました。

理系の科目では試験でほとんど80点以上取ることができましたが、英語はいつも50点前後でした。

ひどいときは40点程度のこともありました。

医学部を志望していたので、英語の点数をもっと上げなければと焦るようになりました。

いろいろ迷って、少人数制のクラスがある学習塾に行くことにしました。

クラスの人数が少ない方が、先生に質問しやすいと思ったのです。

塾に入るときに学力を調べるテストがありました。

そのテストでもいい点数を取ることができなかったので、下のクラスになりました。

ちょっと悔しかったのですが、それは気にしないでとにかく頑張ろうと決意しました。

体験授業を受けたのですが、熱意のある教え方で、学校よりも分かりやすかったので期待が持てると思っていました。

その塾に入って、私は英語の文法をしっかり理解してないことが分かりました。

自分でも文法は苦手だと思っていました。

学校の授業で先生はただ大切なところを暗記しろと言うばかりで、苦痛を感じていました。

暗記は大切だと思いますが、きちんと考えてから覚える方が効率的だと感じていました。

その塾の先生は説明のうまい人でした。

英語の文法は実際の働きを説明してから、覚えるようにと言っていました。

例えば、関係代名詞だったら、接続詞の働きがあることをきちんと教えてくれました。

この説明の仕方は論理的で私に合っている気がしました。

私は長文も苦手でした。試験で長文の問題があると、時間がかかり過ぎて、問題を最後まで解答できないことがあります。

長文の配点は高いので、長文で点数を落とすのは英語の点数の低下につながっていました。

その学習塾では長文の読み方も丁寧に指導してくれました。

文章の意味を100%つかめなくても、正解の解答が出せることが分かったのは驚きでした。

私は理系なので、英語を読む時も完璧主義になりやすかったのです。

その塾に行ったのは高校2年生の2学期でした。

2年の間は英語の成績はあまりあがらなかったのですが、3年になったら急にアップしました。

模擬試験で70点程度取れたこともあり、手ごたえを感じました。

少人数のクラスは勉強がしやすかったです。

先生の目があるので、怠けることはできません。

質問は積極的にするようにして、分からないところをできるだけ減らすようにしました。

その塾のおかげで医学部に合格出来ました。

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