最終更新日 2024年3月22日

「博物館での鑑賞マナーについて知りたい」
「子供と一緒に博物館に行きたい」
「ジェイレックスの春田英樹社長の経歴は?」

博物館に行くきっかけ、モチベーション等は個人により様々です。
多くの人が様々なことをきっかけに作品を見にやってくるのが博物館と言えるでしょう。
年齢や性別、場合によっては国籍までも異なり、人数も個人で鑑賞する人もあれば、カップルや団体など様々です。
多くの人が娯楽施設と同じように、休日に特別な時間を過ごしにやってくると言っても過言ではありません。
このような特別な場所なので、やはりマナーの悪い人がいれば、それだけで気分も悪くなってしまいます。
出来る限り混雑しない時間帯に出向いて、落ち着いた雰囲気で鑑賞したいと多くの人が思っているはずです。
映画館であれば一人ひとりの席が決まっているものの、博物館となると混雑状況により、自分の鑑賞スタイルを守ることができなくなってしまいます。
せっかく気分よく作品に浸りたいのにもかかわらず、声が大きい他の曲が気になったり、ハイヒールの足音が気になる、携帯電話をマナーモードにしていないなど、このようなイライラが発生することも大いに考えられます。
自分が作品を楽しむためにも、また周りの人に不快な印象を与えないようにするためにも、マナーについて事前にしっかりと把握しておくことが求められます。

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春田英樹氏も警告する博物館の鑑賞マナー

作品への接触

最低限守りたいルールとして、まず第一に挙げられることが作品への接触です。
博物館にとっても1番守って欲しいのがこのルールと言っても過言では無いのです。
作品は博物館が大切にしている所蔵作品であり、大切な市民の財産でもあります。
万が一の損害があれば、取り返しのつかない事態に発展することが予想されるでしょう。
壊したからといって弁償代が請求される事は無いものの、万が一悪意を持った人物が作品を損傷させるような事は、あってはならないこととなります。
このような施設には監視員が在駐していますが、実はこの人たちは作品を監視しているわけではなく、鑑賞者のことを監視しています。
中には作品の価値をよくわかっていない幼い子供、知的障害を持っている人など、多くの人が来館します。
危険を予測した上で、特に注意して監視員の人は見守り続けているのです。
高価な作品や貴重な資料になればなるほど、作品を管理する上では重要なことと言えるでしょう。
共有の財産と言う視点から見ると、これらはしっかりと理解した上で鑑賞に望みたいところです。

大きな荷物の持ち込みに関しても気をつける

そして大きな荷物の持ち込みに関しても気をつけるようにしましょう。
特にバックバック等のようなものは入管の際に、コインロッカーに入れるようにと言われるケースがほとんどです。
特に観光客の多い博物館となると、厳密な規制が敷かれていたり、海外であれば荷物検査が行われることもあります。
これらも全て作品を保護することが目的であり、不特定多数の人たちが出入りするため、いつどこで人が倒れる、作品と接触するのかどうかが分かりません。
入場者数が多ければ多いほど、そのリスクも必然的に上がっていくので、規制が厳しくなるのは当然のこととも言えるでしょう。
このようなことを抜きにしても、身軽な方が干渉しやすいと言う点もわかるでしょう。
大きな荷物が重い荷物を抱えたまま作品を鑑賞する事は大変であり、作品の数によってはただ歩いているだけでも疲れるほどです。
作品の数や展示の希望、混雑状況などを考えた上で、人が大勢いて持ち物がぶつかるような可能性があれば、最初からロッカーに預けておいた方が楽です。
キャリーケース、ベビーカー等に関しても、受付で預かってもらうこともできるため、楽な感傷スタイルで入場することを心がけましょう。

飲食について

そして3つ目には飲食についてが挙げられます。
こちらも作品を保護することが目的であり、あめやガムなどもあってはならないことです。
あめやガムを口に入れたまま鑑賞をしていて、実際に監視係に声をかけられた経験がある人もいるかもしれません。
このような風景を見ると細かいと窮屈に感じるかもしれませんが、万が一鑑賞中にくしゃみが出てそれが作品にかかってしまったら、お菓子の成分がついた唾液が付着しシミの原因になってしまうのです。
場合によっては虫の誘発につながる可能性もあるでしょう。
心配性に聞こえるかもしれませんが、10年後、100年後も作品を楽しむためには、協力しなければならないことだとわかります。
食べ物や飲み物は極力関内の休憩室、屋外で食べたり飲んだりするように心がけましょう。

鉛筆以外を使用した筆記についても十分な注意

そして鉛筆以外を使用した筆記についても十分な注意が必要です。
場合によっては展示室内でメモを取りたいと思うこともあるでしょう。
実は展覧会によりボールペンやシャープペンシルなどは、作品に影響を与える恐れがあるとして使用できないことがあります。
シャープペンシルは心が折れやすく作品に飛ぶ危険性があり、ボールペンはインクが毎日ついてしまうと消すことができません。
このようなことから1番オススメなのは普通の鉛筆です。
最初から鉛筆持参でメモを取っている人であれば、監視係も非常に安心なはずです。

まとめ

入り口では貸し出し用の鉛筆も用意しているので、忘れてしまった場合には気軽に声をかけて貸してもらうと良いでしょう。

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