最終更新日 2024年5月17日

医学部受験はただ単にレベルが高い、というものではありません。

子供が医学部を受験したいと言い出したとき、親は返事をするだけではいけません。

子供は学校などで情報を得てきますが、親もいっしょになって調べることが非常に重要です。

まず予備校にはいくつか種類があります。

医学部受験(または医歯薬系・理系)専門予備校、専門ではない予備校の中の医学コース、集団授業(大人数、少人数)タイプ、個別指導タイプなどさまざまです。

どれが良いのかを一概に決めることはできません。

予備校はさまざまな受験情報とノウハウをかかえています。

親が医学部受験に対する知識を持っていない場合はしっかり見極める力をつけることが必要になってきます。

国立志望か私立志望かによっても状況は違います。

国立志望の場合、大抵が5教科すべてを必要とします。

国語・社会まで対策をとり、さらにはセンター試験と二次試験の両方に対する対策が必要になります。

入学後に必要なお金の金額も大きく異なり、国立と私立の医学部ではその費用に大学によっては10倍近くの開きがでます。

それだけ払ってでも医学部に入れたいと考えるのであれば、試験科目の少なく、対策を一般試験に絞ることの出来る私立の方が良いことがあります。

その上、通常、一般試験の教科は英数理理(理科2つ)だが、理1つの大学もあるし、数3がいらない大学もあります。

もちろんその分学費がかかるというデメリットを持っています。

また、単純に受験する大学は偏差値ではかることができません。

得意な科目と過去問の問題とを詳細に分析し、入りやすい大学というのを選別する必要があります。

たとえば、英語は得意、数学も得意、物理はまあまあ、化学は苦手、というような場合、英語、数学の配点の大きい大学を選択する方がよいと言えます。

基本的に合格点は教科の合計点となっているので、得意な科目でしっかり点数をとり、苦手な科目で及第点をとる、というようなやり方がベストです。

このようにして、方向性を明確にし、見合った大学を選び、自分の得意・不得意を把握した上で、予備校は選ぶ必要があります。

(参考)富士学院 2ch

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